あたしは意を決して、女の子集団に近づいて行った。
「おまたせ。で?話ってなに?」
なめられちゃ困るから、強気で言ってみた。
すると、集団の中の一人が一歩前に出て来て、あたしを睨みながら言った。
「決まってんじゃん!杉崎くんとのことだよ!」
どうやら、この子がリーダー格のようだ。
リーダーに続くようにして、ほかの子達も喋りだす。
「杉崎くんと付き合ってるんだって?」
「どういうつもり!?」
「調子にのんなよ!」
あー、めんどくさい。
なんか噂に尾ひれがついて、付き合ってることになってるし…
「あたしは杉崎なんかと付き合ってないし、告ってもない!」
「はぁ?嘘つかないでくれる!?」
「本当だし!」
「じゃあ、なんで昨日一緒に帰ってたわけ!?」
「…っ!そ、それは…」
どうしよう!
本当のことなんて言えるわけないし、とにかく言い訳を!
「そ、相談にのってもらっただけで……。」


