世界聖戦

と。

「それ以上の同胞への侮辱は許さない」

一歩前に出たのはヘヴンだった。

「そもそもお前のような祓魔師でも信徒でもない、血腥い臭いのする男がこのヴァチカンにいる事自体が間違いだ…早々に立ち去れ」

「おーおー」

ヘルが邪視でヘヴンを睨む。

「人間扱いされてねぇ『生きた霊装』如きが、俺様を差別すんのか?随分と言ってくれるじゃねぇか、なぁヘヴン?」

「……」

挑発には乗らない。

ヘヴンは決してヘルの目は見ない。