世界聖戦

「ジャンヌ!」

カタリナが叫ぶ。

「本当に乗り込んできやがったのか、この命知らずどもが」

男…ヘルはその眼を細めて笑う。

「お前らわかってんのか?ここはヴァチカンだぜ?俺やファティマ、グレゴリオみてぇな異能の化け物が揃う難攻不落の要塞だ。たった三人でどうにかできると思ってんのか?」

そこまで言って。

「あぁ…」

ヘルはニヤリと侮蔑の笑みを浮かべる。

「そうかヘヴン…てめぇも化け物だったよな?『生きる霊装』…」

「このっ…!」

ヘヴンを侮辱された事で、本人よりもジャンヌが挑発に乗ってジョワユーズを抜いて斬りかかろうとするが。

「止せ!」

ヘヴンが彼女の代わりに視線を遮った。