世界聖戦

聖杯とはキリスト教の聖遺物のひとつで、最後の晩餐に使われたとされる杯。

共観福音書によれば、最後の晩餐でイエスはパンを裂き『私の体である』と言って弟子達に与え、杯を取って『私の血である』と弟子達にその杯からワインを飲ませたという。

7世紀、ガリアの僧が聖地巡礼の際にエルサレム近くの教会でそれを見て、触れたと証言している。

銀で出来ており、把っ手が二つ対向して付いていたという。

現在の所在は不明とされており、また聖槍や聖十字架、聖釘と違って戦闘向けの聖遺物ではないと思われていたが…。

「俺は聖杯を体内に受け入れた事でその奇跡を身につけた。このようにな」

そう言ってグレゴリオは自らの右手の小指を食いちぎる!

溢れる鮮血、口から吐き出される小指。

しかし次の瞬間には、まるで蜥蜴の尻尾が生えてきたかのように小指は元通りになっていた。

愕然とするランスロット。

「再生能力か…」