世界聖戦

だが。

「ふむ…やはりヘルでは君達を止められなかったか」

「!?」

ランスロットは驚愕する。

気がつくと、男の腕の出血は止まっていた。

瞬き程度の一瞬で、あれ程の出血が…。

「貴方は何者ですか。ヘルの事を知っているという事は、ヴァチカンの祓魔師なのですか」

先程入手したばかりの聖十字架を首にかけて言うカタリナに。

「君の持つのと同じ聖遺物の担い手だ」

男は呟いた。

「俺の名はグレゴリオ。聖遺物の一つ、聖杯を持つ」