あの日あの場所で君と出逢った事。
貴方は憶えていますか?







「ごめん(._.)お待たせ♪」

「うーうん♪大丈夫だよー♪行こ行こ♪
あーやばーい遅刻になるよー早くー」

「2人とも遅いー」

「ごめんごめん。蓮がさー寝ててさーなかなか来ないんだもーん」

「早くいくよーあっやばい後一分」

あたし達は中学3年生になった。
学校の集大成としてそして受験生として日々頑張ってる。


それであたしを今待ってくれてた女の子は佐藤 由奈と和田 春奈。
学校は3人ともバラバラで塾に入ってから仲良くなった。
由奈は活発な女の子でいつもイケメンばっか探してるけどなんでも相談のってくれるとても大好きな子。
春奈はとても可愛くて学校のセーラー服がとても似合っててふわふわしてる子。
男の子には興味ないけど頭良くて頼れる子。

そんな大好きな2人と今塾に向かってるところなんだけど…遅刻寸前の状態

「ふーギリギリ間に合った。ぢゃまた後でねー♪頑張ろーね♪」

「「うん♪」」

あたし達はそれぞれの教室に行ってこれから受験勉強。

あーめんどくさい。なんで受験なんかあんだろ。早く終わんないかなー?って思ってたら…

「すいません。部活で遅れました。」

南中のサッカー部軍団が来た。いつも行きも帰りも一緒に行動してる8人グループでとてもおもしろい人たち。

「またこんな遅くまで練習?受験生なんだからサッカーも程々にね?」

「はい。それでは次の問題…」

あたしはこの集団にいるとても静かな男の子が気になっている。名前は鈴木海渡