ある日の、昼休み。
いつものように、青木・・じゃなくてライトと陽と昼食を食べていた時。
いつもの昼の放送に、変わった内容が流れた。

「一年一組、守野柚希くん、守野柚希くん。至急、生徒会室に来てください。繰り返します。
一年一組、守野柚希くん、至急、生徒会し・・・。」

クラスメイトの視線が、いっせいにオレに集まる。

「柚希~。呼び出しだって~。」

笹野が、ジュースを飲みながら言った。

「大丈夫かよ?生徒会室って・・・。絶対、生徒会長の呼び出しだぞ?気を付けろよな。柚希・・。あの生徒会長、気が狂ってるって有名なんだぜ。」

以前、オレと生徒会長がガンつけあって話してるとこを見ていたことのある青木が、そう言った。