ランク世界



・・・・・ユ・・ズ・キ・・・・・


「誰だ!?」

だだっ広いこの部屋に、自分の声だけが響く。

足が勝手に走り出す。
オレの意志とは反対に、オレの体は、誰かを捜しているようだった。

(止まれ!止まれよ!)

息切れしてきたころ、足が止まった。
見上げると、一つのビンの前で立ち止まっていた。