ランク世界


ぎぎぃぃいいいぃぃーーーーーっ!!

鍵は、かけ忘れたのか。
それとも、かけていないのか。

ハッ、と、息をのんだ。

部屋にいくつも並んだ、何かが入った大きなビン。
何か?
何か、じゃない。

いくつものコードに繋がれた、人間たち。
男。女。子ども。

耳を澄ませば、水(と思われる)の音がする。
コポコポ・・・。

懐かしいような、不快感のような・・・。



・・・ダ・シ・テ・・・・・



耳から聞こえるのではなく、頭に直接響く、声。
聞き慣れた懐かしい声。
なのに、誰の声だったのか。
見当もつかなかった。