ベッドの反対側に置かれた洗面台で、顔を洗う。
冷たい水に打たれていると、だんだんと頭は冷静に、ハッキリしてきた。
「・・・・・。」
顔をあげて、ふと鏡を覗き込む。
「・・・・・っ!?」
オレの髪は。
キレイさっぱり色素が抜け落ちて、真っ白だった。
もともとのオレの髪が黒だったなんて保証も、この顔だったかも分からないけど。
髪の色には、異質なものを感じた。
少し長めの真っ白な髪を、洗面台に置いてあった黒いゴムで一つに束ねる。
なんとなく、だけど_____。
オレの髪は、もっと短かった気がする。
白い着替えに袖を通し、部屋を出ると。
廊下さえも、真っ白だった。



