倒れ伏した床。
かろうじてぼやけて見える七海。

パアン、と二つ目の銃声が響いて。
七海が、動かなくなった。
ベッドの裾から、赤い、ただ赤い鮮血がしたたっていた。

そこでオレの意識は、完全にとぎれる。