スティール




すると、裾の部分から拳銃のような武器が出てくると、勝手に腕にすっぽりと装備される



しかし、その拳銃は現在の弾薬庫とは違い、大昔のガトリングガンと同じように、ジャラジャラと弾薬がロープのように垂れ下がっている



「これで戦えってことか」



獣人もこちらに気付くと、接近してくる



ダンダン!!


片方から一発づつトリガーを引き、発砲する

どうやら、弾丸ではなく、気弾に近い弾を発砲するようだ


そして、見事獣人に着弾すると、10cm強の大きな風穴をこじ開けた


ギャアアアアアアア!!!!

獣人が嘶く



拳銃に妙なスイッチがあることに気付くと、さっそくスイッチを入れる


キュイィィィィィン
ジャララララララ



今、さっき、発砲したときに弾薬の筒が1つだけ出てきたが、スイッチを押した途端に10数個筒が飛び出た


「・・・そうか、これが必殺技ってヤツか」



いっきに獣人に接近し、拳銃の先を獣人に向ける



「良い訓練だった・・・・・礼を言う」

ブォォォォオオオオン!!!!!!!!





獣人の体は半分以上消しとんだ