ゆーくんが椅子に座ると同時に架歩が質問を。


「如月よぉ保健室行くよなぁ?なんでや??」


「ほぇ?ただのサボリだよ」

ふふっとあの可愛らしい笑いをし、
簡単にサボリ発言。



「サボリなんすか先輩」

私の出すツッコミに

「サボリなんすよ後輩さん」



……さすがゆーくん。



「んぅ…。由郁今来たのかおせーぞばかー」

私達の声で起きたのか寝ていた悠真が
寝ぼけながらゆーくんを怒る。


「ずっと寝てたくせによく言うよね」


夜槙が悠真を見ながら厳しいお言葉を。

「うっせーばーか。将汰の禿頭」

「なんだよ本当のことじゃないか!」


小さい事で喧嘩しなくても…。


「悠真、将汰うるさいんだけどなぁ?」


ゆーくんの微笑みの中に怒りが見えます。


ひぃっ と小さく鳴くと2人ともが黙った。


「如月最強やな。あっぱれや」

架歩が1人関心しているときに
授業終わりのチャイムが鳴った。