視界の端の黒い靄 ~ MOYA ~



3時間目の終わりを知らせるチャイムが鳴った直後、私は直ぐに携帯を取り出し、香里奈からの返信が来たかどうか確認をした。


「あっ!私が送った後、直ぐに返信してくれたんだ!なんだ、寝てるかと思った。」


何だかんだ言いながら、やっぱり大した事ないんじゃん?
きっと、微熱程度の熱出しておばさんに休まされたんだろうなー。
『暇すぎてつまんなーい』とか、そんな返信でしょ。
さて、香里奈は何が食べたいのかなー?


と、私は楽しげに香里奈からの返信メールを開いた。


だけど、そこには香里奈らしからぬ短い文字列が並べられているだけだった…。