殴られた大輔は気を失ったのか、その場に崩れ落ちた。 お父さんは大輔の手から包丁を抜き取り、それを握り締めてアパートの階段を上る。 「お父さん…何して…。」 『大輔君が…、清隆さんが…叶えるべきではないんだ。』 「あの男までっっ!セツの周りの人間はどうなっているんだ!こんな事、今まで一度もっっ!!……うぅっっ?!!」 栄はうめき声を出した… 画面を見ていた私が栄に目を向けると、栄は… 《白い靄》に身体中を締め付けられていた…