視界の端の黒い靄 ~ MOYA ~


騒ぐ大輔が気になったのか、お母さんも写真を覗き込んできた。


「あらやだ。お母さん、去年の所と貼る場所を間違えたのねぇ…。まとめて現像する癖を直さないと。」


と言った。

お母さんは私の持っているアルバムに手を伸ばしたけれど、私はそのアルバムを慌てて閉じ、
『ホント、お母さんドジなんだから…』
と言って、本棚にアルバムを片付けた…。





もう…何もかも…


イヤ…