「大丈夫だよ。もう朝ごはん出来るってお母さん言ってたから行こう」 智の手を引っ張ってリビングに入って行った 呆然と見ていたら、リビングのドアからひょこっと悠が顔を出した 「朝ごはんどうするんだ?」 「あ…お、俺はいらない……」 「ふーん。本当は食べたいくせに」 ギクッ‼ やっぱり分かってたよね…… 朝ごはんは必ず食べてたから食べたいけど…… 悠の体だから食べるとか言いだしたら、お母さんとかびっくりするよね……