「楓ちゃんっ…!」
「先輩……。」
「楓ちゃんは…悪くない!」
篠原先輩に肩を掴まれる。
「でも……」
「楓ちゃんはなにも悪くない!それは…泣いてしまうのはしょうがないことなんだよ。」
「………。」
「だって家族だろ?だったら、寂しいとか、辛いって感情は隠す必要がないんだよ。」
体が 震える。
「楓ちゃんは…我慢しすぎなんだよ…。
たまには、泣いたっていい。わがまま言ったっていい。
家族なんだから…迷惑かけていいんだよ。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…