私があなたに出会ったのは二学期の始業式から数日たった日だった。 ――――――――――――――― 私は目の前の大きな校舎を見上げる。 「ここが私が通うとこ。」 呆然として立ち尽くした。 おっきすぎるよ。 千香さん…。