「はよ」 「あーおはよう」 家をでてすぐ 後ろから来た龍輝に声をかけられる 「古文の現代語訳やってある?」 いきなり聞かれる 「あるけど?」 「貸してくんね?」 「はぁ? 自分でやって」 「頼むって1時間目で当たるんだよ」 「なおさら自分でやれっつうの」 「貸せ」 「はいはい」 こんなの日常だった でもこんなことすらも出来なくなるとは思わなかった