「課題は? やったの?」 その中で妙に鮮明に耳に入ってきたのは紫歩の声 「……紫歩 今なんて?」 「だから 夏休みの課題」 あー やばっ なんでだろう 存在を忘れてたよね 「課題テスト明日だよ?」 「うん… 紫歩お願い それ以上言わないで…」 もう泣きそうだから