空色の恋





キャー


悲鳴のような声が耳に響かないのは永遠の胸の中だからだろう



「俺の彼女は澄空だから


もう誰とも遊ばねぇよ」



永遠の声が胸から響いてくる


そしてあたしと永遠の間に風が通ったかと思ったらそのまま手を引っ張られた



あー

あたし絶対顔赤い



幸せな気持ちでいっぱいだった



でも


「澄空!」


学校に入る直前


聞き覚えのある声に引き止められた


ついこの間まで

大好きだった声


聞き間違えるはずのない声だ