「うわぁ空がオレンジ色だぁ」 歩道橋の上 小さな少年の声にあたしは空を見上げた 「きれい・・・」 ついそう言いたくなるそんな夕焼け あなたに出会ったのはこんな綺麗な空の下じゃなかったね ボロボロのあたしの心を見透かしたような 厚い雲に覆われた 涙のような雨が降った空 そんな空の下であたしはあなたに出会った あなたは澄み渡った空のような心を持ってた あたしは澄み渡った空のような心を作ることに必死だった 本当はそんな素敵な人間じゃないってバレるのが怖かった