「す、すごいよ!未来ちゃん天才!才能ある!」
もう大樹なんか興奮してるし…。
白雲は白い肌の頬をピンクに染めながら
「そうかなぁ~?」と言っていた。
俺は二人の事を見つめていた。
「俺さ…」
途端に2人は同時に俺をみる。
「絵とかよくわかんないけど…。本当に白雲は才能あると思う。」
てか俺、何言ってんだし…
俺は恥ずかしくて俯いてしまった。
「わぁお。空が初めて人、褒めてるよ…」
「はぁ?!おれだって人褒める事くらいあるし。」
大樹と言い合ってると…
「ふふっ。」
大樹と同時に白雲をみる。
白雲は優しく微笑んでいた。
「空くん、ありがと。」
なぜか、また俺の胸の中は熱くなる。
それから、しーん…となってしまう。
お互い黙っていた。
それを見兼ねた大樹は…
「あー、そうだ。未来ちゃんにあげるものあったんだぁ♪」
大樹はそう言って
カバンからある箱を取り出す。
「はい!こーれ♪」
白雲はその箱を受け取る。
甘い匂いが部屋中に広がる。
白雲はそーっ…と箱をあける。
「わぁぁぁ…っ」
白雲は今までに見た事のない笑顔で
それをキラキラ目を輝かせながら見ていた。


