家に帰ると


食事をすませ、風呂に入った。
















わしゃわしゃとタオルで髪を拭きながら


部屋に入る。














俺はタオルを肩に掛け

イスに腰掛ける。














本棚を見つめる。






少し手を伸ばし……


紙をとる。













一年の時のクラス表だ。









てか、なんで今まで持ってるんだろ…




確か、なんか捨てれない。とか


思って保管してたんだろ。
















俺は前のクラス表を見てみる。





いつも、隣には謎の空席。



1人足りないんだよなぁ…と
いつも思っている。






二年間もだと運命なのか?とも思ってしまう。













女子の名前表を見てみる。



白雲…白雲……























"白雲 未来"







あった……












じゃ…俺の隣は…白雲だったのか?





一回も学校で見た事ない…っていうか


これないんだっけ?









俺は紙を机の上におく。













タオルを頭の上に掛ける。









白雲……


…病気…なんだよな……


















時々、白雲は上の空になって
1人だけ浮いている時があった。







多分…その病気のせいか…な?