空に染まる白い雲。




「えっと、今日…なんできたの?」


それもそうか…



理由…なんだっけ?





あ…確か、クラスの…なんちゃらかんちゃら、だよな?



俺が口を開こうとした瞬間ーーー…














「見舞い。」

空がそう言って

未来ちゃんに淡いピンクの花束を持っていた。







すんごくいい匂い。

部屋に充満する。










てか、花束わたすとか…





まじ空、王子や。






「…。」


なんもできない俺は座るだけ。




なーんか、気に食わねー…










「じゃ、皆でさ質問大会しない?」


俺は二人に言ってみる。


「あ、仲良くするためにやるんだよ?」







未来ちゃんは目を見開く…










ぅ…嫌なのかな…?



「あ、でも未来ちゃんが、いやな…「やりたい!」



意外に未来ちゃんはやる気で…










「よし!やるか!」

「ふふー♪楽しみぃ」




「俺の意見は……まぁ、いーか…」




飽きれている空は無視。









まぁ、こんな質問大会は

未来ちゃんの事をよく知るためなんだけどね…







俺って、ずるい男だなぁ〜