空に染まる白い雲。





「なぁーそらぁー「やだ。」

「おい。まだ何も言ってない。」

なんなんだよーっ



「いやお前が考える事は、何か企んでるからな。」
冷たすぎる空。



「なんだよ。ノリわりーなぁ
未来ちゃんに会いにいくだけなのにぃー」


ぶーぶー言う俺。

「ごめん、無理。」

「なんでだよー
クラスの代表者として
未来ちゃんに会いにいくだけなのにぃ」

「お前さ。うざい。俺部活。」

こんな空って、口悪かったっけ?




「俺だって、部活いきたい!
でも無理じゃん?だかさぁー未来ちゃんに会いにいく。」



「理屈があってない。勝手にしろ。」


「んーもぉー♪おねがぁーい♪」

こうなったら、キラキラ目線攻撃。


「…」

よしっ、黙ったっ。
「やったぁ♪じゃ、すぐ行こうね♪」

「コーチにどう言う?」




ぅ…忘れてたぁ…

「そこは、空に任せる。」



それから、俺は空から

腹に一発、蹴りが。








「じゃこれで許してやる♪」



…空………声と顔があってないって。