「嘘?!……あ…」
大樹は驚いた後
何かを思い出した顔をする。
「大樹…?」
「もしかして…高校行く前…確か、倒れた子いて…それで、もう高校来れなくなった子って…未来ちゃん…?」
…?
俺は、かすかに思い出す。
確か、んな事言ってたような…
それが、こいつなのか…?
「あぁ…多分…私かなぁ…」
あはは…と苦笑いを浮かべる白雲。
てことは…二年間…いけてないのか…?
「未来ちゃん、なんかごめ…「白雲さぁーん?検診よー」
ガラッと入ってくる看護士の人。
「あ、はぁーいっ」
そしてベットから立つ白雲。
ニッコリ笑い
「今日はありがとうね。楽しかったよ、気をつけて帰ってね。」
「お、おいっ!」
呼び止めるが
振り返る事はなく病室からでていってしまった。