「そらーっっっ!」
近くにいた大樹が俺に抱きつく。
「…俺たち…か、勝ったんだ…。」
皆で喜びキャプテンは満面の笑みで
涙を流す。
それから賞状をもらい
俺たちは勝った。
勝ったんだ…
「「ありがとうございました!」」
俺は広と握手をした。
「いい試合だった。」
まさか、広からこんな言葉がもらえるとは思いもしなかった。
だけど、俺は笑顔で
「ああ。また来年もよろしくなっ!」
と、言い
広はニヤッと笑い俺から手を離し立ち去った。
「皆、今日はおつかれ!!
打ち上げいく人は??」
と、キャプテンが喜びながら言っていた。
そんな俺は白雲を探していた。
けど…
「そらっっ」
なぜか大樹が焦りながら
俺を呼ぶ。
てか…白雲は…?
さっきまで笑顔で応援してたよな??
俺は白雲を気にしながら
大樹の話を聞いた。
「未来ちゃんが…病院に…」
目を逸らしながら言った大樹。
俺はその言葉に反応してしまう。
歓声やら、皆のごちゃごちゃした声が煩くて聞き間違いかと思った。
でも…大樹が俺の肩に手を置き…
震える声で…
「早く未来ちゃんのとこ行けよ!未来ちゃん倒れたんだよっ」
は、え…
「…!」
俺は体育館を出た。
白雲…なんでだよ…っ
いくなよ…俺を置いていくなよ…っ
視界が滲む。
まだ優勝おめでとうも聞いてねぇのに…っ
いつのまにか、病院についていた。


