それから残りわずかな時間で
試合が再開する。
少し苦戦しながらも、なんとか
点は入れられないようにガード中心に動く。
そして、やっと俺たちにボールが回る。
それから何度かパスをして
俺に回った。
俺が着ている青いユニフォームを揺らしながらゴールへと近づく…
相手は焦った表情で突進して、俺がシュートをしようとしたが、相手は無理やりボールを取ろうとした。
ピーーーーッ…
ホイッスルの音だった。
試合終了…?
いや、違う…
審判は俺たちを見て
「白チーム、ファウル!!」
相手チームが反則をしたようだ。
だから俺のチームに
シュートする権利が与えられた。
皆は俺をみている。
残りわずか…二分。
キャプテンを見れば頷き
大樹を見れば真剣な瞳で俺を見つめていた。
もし…このボールが入れば…
俺たちが勝つ可能性がある。


