空に染まる白い雲。



俺はそう思いながら
試合の日まで、バスケの練習をした。







そして…今日がーーー…













「はぁ…めっちゃ緊張してきたぁ… 」


大樹は胸を抑えながらうろちょろしていた。




「そうだな…」

俺はそう返事をして、時計を確認した。



もうすぐで、12時半。
10分後に試合は始まる。


3年の最後の試合が始まるんだ。






そう俺も頑張らなきゃならない。


今日の優勝のために…
白雲のためにも…






俺たちはそのあと、試合会場まで案内された。


あと三分で行われる。

「おーいっっ!みんなぁ!集まれーっ」

と、白石先輩が声をかける。






集まると、先輩は
「円陣するぞー」
と、言い放った。


円陣するなんて、聞いてない…




が、そんなのは関係なく
みんなは肩を組み始めた。







「3年にとっては勝っても負けても最後の試合。2年はこれから強くなれる、1年はそれを追い越すよう頑張ること。


今日の試合は、皆に絆を作ってほしい。
前よりも強くなれるように。自分一人じゃないってことを。」



先輩はそう語るように言ってきた。




「じゃ、楽しい試合ができるようがんばるぞぉぉぉっっ!!」


「「「おーーっ!!」」」







気合いをいれ、皆で試合会場に入っていった。