「あの…白雲は後何日で…?」
自分で言って悲しくなるが
聞いてみる。
医者は目を伏せ…
「せいぜい三日…でしょうね。本当はもう、いいはずなのに…白雲さんが頑張っているのです。」
そう言われた時、俺はもうこれしかない…と思った。
「俺からお願いがあります。」
真剣に言うと、医者は頷いた。
「実は三日後には俺の試合があるんです。無理とは分かっています。ですが、そこをなんとかして…白雲に見てもらいたいんです。」
バクバクと鳴るうるさい胸の音。
俺が返事を待っていると…
医者はゴホン…と咳払いした。
「空くんは気づいてないと思うけど
さっき、白雲さんにも言われたんだよ。その件を。」
はは、と苦笑いされた。
なんだ?いいのか?
それとも、だめなのか?
医者は一回頷き
「うん。いいよ。」
と、言われた。


