「俺だったら、迷わず行くけどな。考える必要ないし。突っ走る。」
大樹はそう言ったあと
俺の背中に拳を当てた。
「まぁ、お前のしたいようにして、後悔しないようにな。」
俺が振り向けば大樹はニカッと笑う。
それから俺たちは別れた。
俺は何をすればいいんだ…??
しばらく病院の前で突っ立っていると…
「あれ?」
と、誰かが言う。
俺が振り向けば…
「あ…」
確か、かほさん…??
その人は俺のとこまでかけてきた。
「確か、空くんだよね?」
ニコッと可愛らしい笑顔で聞いてきた。
「はい。」
と、返事をした。
「未来ちゃんのお見舞いかな?一緒に行かない?」
俺はその言葉に迷った。
行っていいのだろうか??
かほさんは不思議な顔をする。
でも、何を察したのか
急に俺の手を掴んだ。
「ほら、ためらってないでっ。会いたいなら会いに行く!空くん、押しが足りないわよ!」
と、病院へと歩きながらそう言われた。
大樹も言ってた気がする…。
そんな俺、押し足りないか??


