空に染まる白い雲。




シュッとゴールが決まった。



俺は大樹とハイタッチ。








先輩たちには、頭をぼさぼさと撫でられた。










そして

ピーーーッ…





試合は終わった。



俺たちは勝っていた。














そして、大樹を見ると
照れ笑いしていた。










俺もつられて、笑ってしまった。











ーー…









「なぁ…大樹。」


「んー?」




さっき部活は終わり、俺たちは誰もいない更衣室で着替えていた。








「俺さ…言っちゃったんだが…」



そう言えば、ますます、分からないという顔をする大樹。








俺が悪いんだけどな…




「俺が大樹の分まで…白雲に告った。」





目を逸らして言えば、大樹はため息をはいた。









てっきり、怒るかと思ってたけど…



いや…呆れてるのか…









俺は大樹を見た。





「あのさぁ、もう俺、諦めたから。勝手に告るなよ〜」



え…そなの…?






俺は思わず口がポカーンと






「でさ、未来ちゃんはなんて言ったわけ?」


大樹が聞いてくるから

俺は我に返り、その日のことを言った。