シュッとゴールが決まった。
俺は大樹とハイタッチ。
先輩たちには、頭をぼさぼさと撫でられた。
そして
ピーーーッ…
試合は終わった。
俺たちは勝っていた。
そして、大樹を見ると
照れ笑いしていた。
俺もつられて、笑ってしまった。
ーー…
「なぁ…大樹。」
「んー?」
さっき部活は終わり、俺たちは誰もいない更衣室で着替えていた。
「俺さ…言っちゃったんだが…」
そう言えば、ますます、分からないという顔をする大樹。
俺が悪いんだけどな…
「俺が大樹の分まで…白雲に告った。」
目を逸らして言えば、大樹はため息をはいた。
てっきり、怒るかと思ってたけど…
いや…呆れてるのか…
俺は大樹を見た。
「あのさぁ、もう俺、諦めたから。勝手に告るなよ〜」
え…そなの…?
俺は思わず口がポカーンと
「でさ、未来ちゃんはなんて言ったわけ?」
大樹が聞いてくるから
俺は我に返り、その日のことを言った。


