空に染まる白い雲。



「ここか?」

「あぁ。」



俺は扉をゆっくり開ける。










そこに"白雲"はいた。






「あれ…?さっきの人?」

不思議そうに見つめる。



「……と、お友達さん?」

大樹はみるみるうちに、真っ赤に。



耳打ちをする大樹。
『やべー…想像以上に可愛い。』



俺は白雲を見る。



まぁ…確かに。


肌は白の色素で、目はぱっちり二重。

にしても、白雲という名字があっているのか、ふわふわしてる感じで

腕とか多分つかめば折れそうなほど細い。




…まぁ、うん…可愛いけど……