空に染まる白い雲。






けど、収穫はゼロ。




それはそうか…。











治らない病気なんだもんな…














それに…








いつ全部体が動かなくなるか

いつ記憶を全てなくしてしまうなんか











誰にもわかんないよな…

















毎日退屈そうに過ごしてるのか…












せめて俺ができることは…






そばにいてやる。事だよな。











今から…あいにいけるかな…?










そう思ったらいてもたっても

いられなくて







結局バスケはできないまま






俺は白雲のいる病院まで、走って行った。