空に染まる白い雲。



俺は大樹の元へ戻る。
















「おいよ~、遅かったなぁ~」

大樹が手を振る。




「悪かった。」

ジュースを大樹に渡しながら言う。



大樹は、ぱぁぁああと笑顔になり
「許すっサンキュッ☆」


大樹はフタを開け
ごくごくと飲んでいた。


俺は大樹を見ながら隣に座る。




ボーッとしていると……


『空って素敵だね……』
と、思い出してしまう。



あー…んな事忘れろーーっっ!!



頭をフルフルと振る。

「どした?」

大樹は俺の顔を覗きながら言う。






「なっ、なんもねーよっ」
大樹の視線から逃れながら言う。





「んー…そんな事言われてもな…顔真っ赤だし?」



は…??


顔を触る。