『ごめんなさいっ…えっと…その…用件は…?』
…??
なんだったんだ??
だけど、用件は?と言われたため
俺はそれに応えた。
「あー、三十分早いけど…お前んところ行っていい?」
白雲は…
「うん。大丈夫だよ。」
そう返事した。
いつもと変わらない声なのに…
何かがちがうのは
俺の気にしすぎ??
「そっか。んじゃ、今から行くな。またな。」
俺はそう言って
電話を切った。
早く…
会いに行こう…
それから、俺は携帯と財布をポケットにいれて
靴さえ履くのがもどかしく
家を出た。
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