空に染まる白い雲。




「空く…ん。大事な話がある…。」





私は意を決して…


私の"病気"について言おうとした。














大丈夫…

きっと空くんには言っても大丈夫なはず
















「あのね…」




私が口を開く。

空くんは静かにイスに座った。













まるで…



話の内容が分かっていそうな感じで…。












私は一度、ためらう。


が、もういったことだ…









私はまた口を開く。







「空くんって、私が病気なの知ってるよね?」







乾いた目で、空くんを見つめながらそう告げる。