空に染まる白い雲。




でも、その女の子は手招きをする。




俺はなぜか足は病室の方に動いて

病室に入る。





その女の子がいるベッドに近づく。



「こんにちわっっ」

いきなり挨拶したと思ったら

顔を真っ赤にさせる。









呼んだくせになんだよ。










ーー…変なやつ

「こんにちわ」

俺は言う。




「で、なんで呼んだんですかね?」

俺が問うと…





「え…っと…」

シドロモドロに慌てる。














「ひ、暇かなぁー…と……」

目を伏せながら言う。













は…?

なんなんだよ、こいつ。







俺は体を反対方向に向け、ドアまで歩く。








でも、行こうとした時…