セレクト魔法学園


私もライミについて行く。

「早く起きなさい!今日からセレクト魔法学園に通うのよ?初日から遅刻は流石にヤバいでしょ。」
起こされているはずの3人は、ぴくりとも動かない。

「全然起きないね。いつもこんななの?」


普段早起きしない私にとっては、少し珍しいものを見る気分。


「こんなもんよ。ミロもだけど。」


「…、ア、アハハ。」