7分の1のスキ。


「俺…てっきり、仲直りしに行ったのかと思ってた……」




「うぅん。…ごめんね」


「謝んな」


「ぅん…。………みき…くん?」



あなたのおかげで


こんなにも体が軽い。





三木くんの体をそっと離してから、ゆっくり呼吸をして、

いっぱい、笑った。


「ありがとう」



たとえそれが作り笑いだったとしても、ちゃんと笑えた。