7分の1のスキ。







「さむいね…」


「ん、さびーな…」



11月なのにもう息が真っ白だ。
冷たく通り過ぎて行く風が、あたしの露出している肌に刺さった。

その度に、あたしは小さく身を縮ませる。




三木くんと電車を降りたあと、カフェに寄ってから家に帰ることになった。


二人並んで歩く道は、もう薄暗く、
蛍光灯の青白い光だけが目立って見えた。

急に、立ち止まる三木くんがあたしを見る。




「上原、もっと俺を頼ってね…」


「え……」


「俺、彼氏なんだからさ、」



白い息と共に出てきたあたたかい言葉。


やっぱりこの人は、


とても優しい。



あたしはこの人の、こうゆうところに惹かれたのかな…