7分の1のスキ。





ちづるside



なに……あれ…っ


隠しきれない動揺を必死に、押し込める。

観覧車から降りたあたしは、走りながら手で口をこすった。


なんで、あんなことッ……


じわ、と熱くなった目から涙がにじむ。


「……っ」


しばらく走ったあたしは、道にあったベンチに腰をおろした。

あたしの目の前を楽しそうに通り過ぎていく人々。
そんな幸せな光景をみていられなくなって、俯いた。


「……上原?」


____…っ!?


近くから三木くん声が聞こえて、はっとした様に顔をあげる。

ちゃんと、

涙を拭いてから。



「良かったぁー…ちづるちゃんとはぐれちゃったからどうしようって思ってて…」


あたしが顔を上げると、三木くんとエリカちゃんが立っていた。

エリカちゃんは、すぐにしゃがんであたしの手を握る。


「…あれ?奏太は?」

何かに気がついた様に顔を上げたエリカちゃんは、周りをキョロキョロと見渡す。


………つ