7分の1のスキ。




「…っ、あたしは、三木くんと付き合ってるのに……_____…っ」



奏太が


ふ、と小さく笑った。




「お前、ほんとうざい」





奏太の手が、
あたしの手に触れて、



さっきみたいにまた、引っ張られたんだ。



今日は、引っ張られてばっかだな…



なんて、考えたけど、



そんな暇もなく、体が前のめりになった。