7分の1のスキ。






「おい、ちづるっ…?」



奏太に名前を呼ばれて、ハッとなる。



窓に目をやると、外の景色はもう降りていた。



いつのまに………


「ねてんのかと思った」




…半分寝てたと思うけど……







「奏太は、………エリカちゃんのこと好きなの?」



あたし、言葉って


唐突だなって思うの。



だってこんなにも、自分でもわけがわからないくらいに、


口から零れて来る。