7分の1のスキ。





足が進まない。




これ、完璧に動けない…



って、思ってたのに、
いきなり引っ張られるあたしの腕。


あたしを引っ張っている人は、ぐんぐん進んで行く。


あたしは、その手に身を任せるしかできなくて…



しばらく歩くと、人混みを抜けれる事ができた。


やっと楽に歩けるようになる。


「……っ、はぁっ…」


ただ、歩いていただけなのに、息切れしてる。




それは、引っ張ってくれた人も同じようで、