あたしは、奏太の言葉に反応せず ただ、歩いた。 「あ、奏太!おかえりぃ…ありがと!」 ベンチに戻ると、エリカちゃんはもういて、三木くんもあたし達と同じぐらいにお昼を抱えて戻ってきた。 四人で、三木くんが買ってきたものや、奏太とあたしが運んできた飲み物を囲んで、 お昼を食べ始めた。