高弥side
上原の家の前の道を平気な顔で歩き、角を曲がった。
その途端、座り込む。
しゃがんだまま、頭を抱え込んだ。
な…に、やってんだ俺!?
上原が俺を引っ張って、かわいいなぁ…なんて思って、気がついたら上原の顔がすぐ近くにあって………
それで………〜〜〜〜〜〜っっ
うわ…___…
あんなに早くするつもりなかったのに…っ
でも、あんなに胸が苦しいくらいのキス、始めてだった。
俺は自分のやったことが許せなくて、とともに恥ずかしい気持ちが込み上げて、
いつもより、家に帰るのが遅くなった。
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