7分の1のスキ。



高弥side


上原の家の前の道を平気な顔で歩き、角を曲がった。


その途端、座り込む。


しゃがんだまま、頭を抱え込んだ。


な…に、やってんだ俺!?


上原が俺を引っ張って、かわいいなぁ…なんて思って、気がついたら上原の顔がすぐ近くにあって………


それで………〜〜〜〜〜〜っっ

うわ…___…


あんなに早くするつもりなかったのに…っ

でも、あんなに胸が苦しいくらいのキス、始めてだった。




俺は自分のやったことが許せなくて、とともに恥ずかしい気持ちが込み上げて、

いつもより、家に帰るのが遅くなった。