7分の1のスキ。





三木くんの背中が遠くなり、角を曲がって見えなくなるのを見届けてから玄関のドアを開けた。


その途端、あたしの身体から力が抜ける。
へなへなとその場に座り込んでしまった。



やっとのこで、動き出すあたしの思考回路。



あたし、今…………


「〜〜〜〜〜〜ッ」


なっ!?なにした!?


あたし、なにされた?

リピートされるさっきの事。



き……ス、された…?